子ども保険のメリット

■子ども保険のメリット

★契約者が死亡したとき、それ以降の保険料の払い込みが免除になる

保険加入の目的でもある「死亡保障」は、保険を掛けるとくには一番重要なポイントです。
当然、契約者が死亡した時には、それ以降の保険料を払い込まなくても、満額の保険金が給付されます。

ただ、死亡保障の内容について、確認しておかなければならないことがあります。
それは、死亡の時だけの保障なのか、高度障害を負ったときには、どのくらい給付されるのか、という点です。

現代の医療技術の進歩は、ひと昔前なら間違いなく死んでしまった病気やケガでも、命だけは取り留められることも多くなってきています。
死亡保障は、自分が死んでしまった後に残るお金なので、養う家族がいたり、責任のある立場の人には申告な問題ですが、
先に残す必要がない老人や若者にとっては、あまり重要に考えられないことがあります。
実際のところ「死亡」よりも不安視されているのが「障害」です。
治療費と介護費、生活費の保障は、家族にとっても自分にとっても必要です。
とはいえ、実際のところその定義は、あいまいなこともあって、障害により働けないないのに、高度障害には該当しないと判断されてしまうケースもあります。

ほとんどの死亡保険では、高度障害を負ったときにも、同じだけの保障が得られます。
しかし、高度障害の程度は一律ではなく、それぞれの商品ごとに規約に定められているので、確認しておかなければなりません。
保険を乗り換える時など、前の商品とは違う場合があるので注意が必要です。
また、まれに、死亡保険金を満期保険金と同額(100%)にするためには、「特約」を結ばなければならないものがあります。

★確実に教育資金が積み立てられる

教育資金を貯めるのには、何も保険商品でなくても、銀行の積立でもよいわけですが…
どうしても、貯蓄の場合、とりあえず目標をたててみても、実際はどのように利用しようが個人の自由なので、意志を貫くことが難しいという現状があります。
また、現金があるときには苦でなくても、ついつい後回しになってしまうこともあります。
その点、保険の場合、たいてい保険料は給料や口座から引き落とされるので、半ば強制的に貯蓄することができます。
また、実際のところ、子ども保険で積み立てていたお金をどう使おうが構わないのですが、
中学入学や、高校入学など、実際にまとまったお金が必要な時にタイミング良く給付されるので、目的通りの利用がしやすいということもあります。
保険商品の場合、解約すると、たいてい元本割れするので、どうしても必要でない限り、なかなか解約することはありません。
解約が面倒だということも含め、半強制的に満期まで預けられるのは、メリットになるのではないでしょうか。

★掛け捨てではない貯蓄性

たとえば定期の医療保険などは、「万が一」の保障が大きいかわり、満期がくると契約は終わり、それまでに掛けていた保険料は消えてしまいます。
こういう保険商品のことを「掛け捨て」といいます。

子ども保険には、貯蓄性を重視したものと、保障を重視したものがありますが、どちらにしても最終的には決まった保険金を受け取ることを目標にしているので、つまり「掛け捨て」ではありません。
ただし、貯蓄性を重視したものが、元本を上回るのに対し、
保障を重視したプランの受取保険金は、払い込み金額を下回る場合があります。
貯金のように、少なくとも必ずプラスになる、というわけではないのです。

★子供に万一のことが起こった場合

子ども保険の契約者は「親」なので、死亡保障というと、親が亡くなってしまった場合に、遺された子どもに必要な資金を受け取ることができるものです。
しかし、子どもに万が一のことが起こる可能性もあります。
特に、子どものころは、ケガをする可能性が高いので、医療保障は重要です。
ほとんどの子ども保険では、特約で医療保障や、子どもの死亡保障を追加することができます。
ただし、医療保障の特約は、十分検討してください。
なぜなら、子どもの場合、自治体によっては医療費補助がある場合もあり、必ずしも必要ではないからです。

★解約返戻金の確認

保険商品を解約したときに、返ってくるお金を解約返戻金(へんれいきん)と言います。
解約の理由には、
・商品の必要性がなくなった
・保険料の支払いが困難になった
場合が考えられます。

解約返戻金は、それまでに支払った保険料のすべてが返ってくるわけではありません。
解約返戻金の割合は、契約で決められており、期間によってその割合も変わっています。
割合の低く設定する代わりに、保険料を割安に設定するものもあります。

★契約者貸付制度の利用

契約者貸付制度とは、その保険会社から借金することができる制度です。
貸付の額は、解約返戻金の一定範囲内と決められています。
例ですが、もしも資金難で保険を解約しなければならなかった時、解約返戻金の縛りがあって今までに掛けた保険金が戻ってこないこともあります。
また保障は必要だけど、差し当たっての現金が必要とされることもあります。
契約時に、貸付制度を利用することを前提としているわけではなくても、いざとなった時にこういう制度があると安心です。