子ども保険のデメリット

■子ども保険のデメリット

★リスク

保険のリスクの中でも、大きな問題に、保険会社の破綻があげられます。
商売の中でも、比較的堅いと思われていた銀行、証券会社、保険会社などでも、経営危機、再編成、最悪は倒産は、めずらしくなくなってきました。
大手といわれる会社ですら、いつ倒産するか分からないというのが、保険商品の一番のリスクとなります。

また、保険会社は、投資によって利益をあげているため、契約者がどんな商品と契約していようが、会社の運用実績とは関係がありません。
もちろん、投資先を選べる商品もありますが、子ども保険に関しては、基本、お任せになります。
0歳児で加入すると、18年〜20年という長期契約になり、運用期間が長ければ長いほど、インフレリスクは高まります。

また、途中解約のペナルティ(解約返戻金の割合)が設けられているため、逆に市中金利が上がったり、実績が良かったとしても、他の商品に乗り換えるのが難しい場合があります。

★元本割れの可能性がある

基本的には、貯蓄性を求める保険商品なのですが、保障の内容や、加入時期によっては元本割れしてしまう可能性があります。
元本割れとは、受け取れる保険金額が、支払った保険料の総額を下回ってしまうことです。
保険期間や契約者の年齢によっては、どう無駄を省いても、どうしても元本割れしてしまうケースもあります。
また、保険料<保険金となったとしても、途中解約した場合の返戻率は、ほとんどが100%を下回ります。
それでも、子ども保険のメリットをとるか、他の商品で教育資金を補うことにするかは、十分検討したいところです。

★保険金額の確定

保険金の総額は、契約時に確定しています。
それを、満期時に一括して受け取るか、入学ごとの節目に分けて受け取るかは、選択することができます。
貯蓄性の高い保険商品は、ほとんどが市中金利の変動に合わせ、短期で金利が見直されますが、子ども保険の場合は、長くて18年〜20年にもなるというのに、契約時に確定したものが変わることはありません。
これは、一つには確実性があって安心ともいえますが、もしも、物価を含め教育費の相場が上昇していた時には、対応しきれなくなるというデメリットがあります。